株式会社ユニマットライフ キャラバン事業部

NEWS最新情報

2025.12.02 コーヒー製品価格改定のご案内

日頃は、キャラバンコーヒーをご愛顧いただき、誠にありがとうございます。

今般、各種コーヒー製品の販売価格を改定させていただくこととなりましたので、ご案内を申し上げます。

コーヒーの生豆国際相場は、依然として高値圏で推移しており、今後も供給不足の解消は困難であるとの見通しから高値相場の長期化が懸念されております。
また、為替相場は円安傾向の継続により、輸入に頼るコーヒー生豆の価格は上昇し、調達価格に多大な影響をもたらしております。

更に、資材やエネルギー原料、物流費の高騰といったコストアップ要因も加わり、コーヒー製品の製造コストは大幅に上昇しています。

このような市場環境の下、コスト上昇分の吸収に向けた企業努力を行ってまいりましたが、今後も一段と厳しい環境が予測されており、企業努力だけではコスト上昇分を吸収することが極めて厳しく、やむなくコーヒー製品の価格を改定させていただくことといたしました。

業務用及び小売用レギュラーコーヒー・弊社PBのリキッドコーヒー・各種ギフト製品については2026年2月1日出荷/販売分より価格の改定を実施させていただきます。その結果、小売店の店頭価格は20~30%程度上昇するものと見込んでおります。

今後も高品質でおいしいコーヒーをお届けすべく、一層努力をして参る所存でございますので、
諸事情をご賢察の上、ご理解を賜ります様、お願い申し上げます。

コーヒー相場の現況

世界のコーヒー価格は、主要生産国の天候不順と旺盛な世界需要により、高値圏で推移しています。特にロブスタ種は歴史的な供給不足から、前例のない価格上昇を記録。
日本市場は、この国際価格の高騰と円安の二重苦に直面しています。

主要生産国の天候不順

ブラジルとベトナム、二大生産国での異常気象が供給量を直撃。市場の供給不安を煽っています。
世界最大のアラビカ種生産国ブラジルでは、2024年初頭の熱波と乾燥が懸念材料に。
また、ロブスタ種最大の生産国ベトナムでは、深刻な干ばつにより生産量が過去10年で最低水準に落ち込むと予測され、ロブスタ価格を歴史的な高値に押し上げています。
(出典: USDA, 2024)

新興国での需要拡大

特に中国を中心としたアジア市場でコーヒー消費が急成長し、世界の需要構造が変化しています。
伝統的な欧米市場が成熟する一方で、中国、インドネシア、タイなどアジア地域でのコーヒー 消費が急速に拡大しています。この新たな需要の波は、世界全体の需給バランスをタイトにし、価格上昇の強力な推進力となっています。過去10年で中国の消費量は150%も増加したと報告されています。(出典: ICO)

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